2022年7月5日、令和4年度2級建築施工管理技術検定「第一次検定(前期)」の合格者が発表されました。
全国では、受験者数13,474人。うち合格者数6,834人。合格率50.7%でした。
今回は読売理工医療福祉専門学校 建築系学科の10人が受験し、6人が合格、合格率は60%となりました。
また、建築学科では管工事施工管理技術検定にも1名の合格者が誕生しました。
合格された皆さん、おめでとうございます。
11月に実施される後期の試験は現在資格対策講座を開講中です。
そちらの講座についてご紹介します。
【担当教員コメント】
建築系学科では、2年次の11月に実施される後期の「2級建築施工管理技術検定」合格を目指すための講座を開設しています。
土曜日の昼下がりに行っている任意の講習なので、ゆっくりした雰囲気のなか和気あいあいと、意欲的な学生が集まって楽しく勉強しています。
カリキュラムは、今まで学んだ基本的なことを確認して、だんだんと本番の試験問題を解いていく形式をとっているので、毎週最小限の学習をしている人は、確実に合格していきます。そして、国土交通省お墨付きの合格証明書が、自宅に到着した日には、技術者になった実感が湧いてきます!
建設業法の規定で、1次試験に合格すると、「2級建築施工管理技士補」を名乗ることができ、卒業後、現場監督の実務や、設計事務所の監理業務を2年行うことにより、「2級建築施工管理技士」になることが出来ます。これは、現場に常駐するための資格であり、建設業法の経営事項審査で会社の「技術者点2点」という扱いを受けることになり、本人にも就職先にも優位になります。
本学科では1年生でも独学で挑戦する学生もおり、合格者が出ています。すでに、建築現場を経験している人の中からは、2次試験に合格する人もいますし、また、設備業界に進もうと思っている人の中には、「2級管工事施工管理技術検定」にチャレンジして合格を勝ち取る人もいます。
学校での普段の勉強の確認、二級建築士試験を受験するための準備として、そして、なにより自分に自信をつけるために、資格をうまく利用してほしいと思います。
【受講生コメント】
建築科【夜間】で学んでいますが、この資格対策講座のおかげで、少し難しいと感じていた構造力学や建築設備についても分かるようになりました。
普段の授業に通じる内容なので、資格のためだけの勉強というわけではなく、相互に補完し合い、学びを深めることができます。
土曜日の日中に開講されているので、夜間学科の学生も受講できるのが良いですね。