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透析技術認定士とは、臨床工学技士の業務の中でも最も多い血液透析に関しての専門知識を持っている医療のスペシャリストです。
腎臓機能が低下し本来の機能を果たせなくなり、腎不全を起こしている方に対して人工的にその機能を補う血液透析に関する業務に携わるのが透析技術認定士で、関連学会に認定されることで得られる認定資格です。
透析技術認定士は、病院やクリニックの透析室や透析センターなどに勤務することが多く、透析のスペシャリストとして透析患者の水分管理や体重管理などに関して、適切な指導を行うことも大切な役割の一つです。
透析技術認定士の認定試験を受験する場合は、まず講習会を受講します。
講習会は毎年3月頃に実施され、受講料32,000円が必要です。
また、受講資格は臨床工学技士、看護師、准看護師いずれかの資格を有し、透析療法の実務経験年数を満たしていることが必要です。
臨床工学技士や看護師は2年以上、准看護師は高卒3年以上中卒で4年以上と定められ、アルバイトなどは含まれません。
会場講習又はe‐ラーニングによる講習のいずれかを修了することによって、認定試験が受験できます。
認定試験は毎年5月頃にマークシート方式で行われ、問題は講義内容から出題されます。
受験の際には、受験料10,000円が必要となり、認定証の交付を受けるには3,000円が必要となります。
資格は5年毎の更新制となっています。
(2017年9月13日現在)
透析技術認定士の資格は、透析に関して専門的知識を有していることの証で、試験に合格するには、毎日一定時間の勉強を続けることが重要です。
講習会の数ヶ月前にテキストが送られ、その内容に沿った問題が出題されますので、テキストをしっかりと押さえておくこともポイントとなります。
医療の現場では、次々と新しい医療機器が導入され、臨床工学技士に関連する資格である透析技術認定士は、臨床工学技士の仕事の中で一番多い業務である血液透析のスペシャリストとして、病院やクリニックからの需要が広がっています。
この資格は会場、またはe‐ラーニングによる講習のいずれかを修了することで受験でき、毎年千人を超える受験者数を有しております。
資格取得者の活躍の場が広がっていることから、より高度な専門知識を持ったプロを目指す方が増加傾向にあります。現職の看護師など医療従事者の方にもキャリアアップのために役立つ資格です。
人工透析患者は、年々増加傾向にあります。
そのため、専門病院やクリニックなども増加しており、透析技術認定士の資格を取得していると優遇されることもあるため、必要不可欠な人材として将来性が期待できます。
また、この資格は看護師や准看護師の有資格者も定められた経験年数をクリアすると受験できますので、将来のスキルアップにも役立ち、より高度な医療を提供することも可能となります。
日本では、血液透析を受けている患者が多く、今後も活躍が期待され、透析技術認定士の役割は大きなものとなっていくでしょう。
透析技術認定士試験の合格率は、70%程度とされています。
最低でも2年間現場で経験を積んだ方が受験する試験ということを考えると、30%程の不合格者がいるということはそれなりの勉強が必要という難易度になります。
この試験は、現場で起こるようなことが出題されるだけでなく、透析の歴史や倫理的な事柄についても出題される傾向にあります。
日常の業務に関する知識を十分に持ちながらも、自分の不得意分野を把握し正しい勉強法で臨むことが肝要と言えそうです。
透析技術認定士の資格を活かせる職業としては、病院やクリニックだけでなく医療機器会社やメーカーなどがあります。
また、製薬会社や治験などを行っている医療機関、大学の研究機関など、医療関係の職場であれば幅広い分野でスキルを活かして働くことが可能です。
看護師や臨床工学技士などを養成する専門学校の講師などの職業につくこともできますので、資格を取得することでキャリアアップができると同時に職業の幅も確実に広がっていきます。
体外循環技術認定士
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