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臨床工学技士とは、医療従事者であり、国家試験に合格することで専門スペシャリストとして病院や医療機器メーカーなどで働くことが可能となります。
医療に関する日本の国家資格の一つで、試験は毎年3月上旬頃に行われます。
試験会場は、北海道・東京・大阪・福岡の4ヶ所で実施され、試験科目は医学概論から医療機器安全学まで多岐にわたります。
主な業務は、人工呼吸器や人工透析装置、人工心肺装置などの医療機器や設備の維持管理で、保守と点検も含まれます。生命維持に欠かせない装置の管理に必要性の高い資格で、病院や医療機関などでは重要な業務を担います。
臨床工学技士は、医療に関する業務を多岐にわたって担わなくてはならない重要な専門職で、人間の命に関わる業務を日々行うことになりますので、医学から工学まで幅広い知識が必要となります。
様々な知識を学び技術を修得しなくてはなりませんが、専門学校や大学などの養成学校での学習・実習や試験対策に力を入れることで合格することは十分可能です。
その攻略方法は、養成学校で学んだ基礎的な内容をしっかりと身に付け、原理や病態をきちんと理解し、過去問題を解くことがキーポイントです。
医療業界に於いて臨床工学技士は、臨床の医学知識と医療機器や付随する設備の保守及び安全知識の両方を持ち合わせている資格者ですので、医療の現場では必要不可欠な存在となっておりニーズが高まっているのが現状です。
この資格は医療業界の中で新しい資格の位置づけになっており、医学の知識だけでなく医療機器管理の必要性も叫ばれている医療現場では、求人数もアップしている傾向が見受けられます。
まだまだ、歴史が浅く資格取得者数が少ないという点から、この資格を持っていると就職や転職に生かしやすいというメリットがあり、受験者数も増加傾向にあります。
臨床工学技士は、資格取得後はほとんどが病院や医療機関などに勤務しています。
医療機器管理の必要性が叫ばれている中、その道のスペシャリストである臨床工学技士は、将来性のある資格と見て良いでしょう。
医療のみならず医療機器やその設備も日々進化しており、医療機器の管理や知識不足による医療事故を防ぐためには安全性の確保も必要不可欠になりますので、医療の質向上の面から見て欠かせない人材として注目されています。
また、各種の医療資格を合わせて取得し知識を高めることで、研究者や教育者への道もあるなど、目標を明確にすることで活躍の場が広がっていきます。
臨床工学技士の試験は、毎年3月上旬頃にマークシート方式の筆記試験が行われ、受験科目は、医学概論を始め医用電気電子工学など全部で9科目が課されます。
受験資格は高校を卒業し、臨床工学技士養成課程がある3年制の専門学校や4年制の大学などで所定の課程を修了した時点で得ることができます。
また、所定の科目を修めている場合は、1年ないしは2年間専門学校に通えば受験可能です。
受験手数料は30,800円で、手数料振込み後必要書類を合わせて公益財団法人医療機器センターに申し込みます。
在学中及び卒業後の受験が可能で、資格の有効期限はありません。
(2017年9月13日現在)
臨床工学技士の資格を取得するには、養成課程がある学校で一定期間学び卒業することが義務付けられています。
このことからも、自宅で勉強すればすぐに受験できる資格ではなく、合格基準に達するまでにはかなりのやる気が必要となることが分かります。
しかし、受験者数に対する合格者数は毎年80%前後を推移し、学校在籍者の合格率は90%を超えている所も多くなっているなど、思いのほか高くなっていますので、しっかりと勉強すれば合格することは十分可能です。
難易度が高い資格とされていますが、基礎知識に加えて過去問題をしっかりと勉強しておくことがセオリーです。
臨床工学技士の資格を活かせる仕事としては、大学病院や総合病院、クリニックの透析業務や人工呼吸器業務などが挙げられます。
また、民間企業である商社や医療機器メーカーなど一般企業へ就職することもできます。
その中でも、製造や開発業務、研究職などにも道が広がるでしょう。
現場で数年以上経験を積んでいる場合は、養成学校の講師として採用されることもあります。
また、語学力を身に付ければ海外での活躍も実現できるなど、世界中で活躍することも夢ではありません。
透析技術認定士
体外循環技術認定士
学会合同呼吸療法認定士
臨床高気圧酸素治療技師
臨床ME専門認定士
第1種ME技術実力検定試験
第2種ME技術実力検定試験
医療情報技士
MDIC
ホスピタルエンジニア
読売理工医療福祉専門学校 臨床工学科では、臨床工学技士の受験資格が得られます。
実践的な授業と学生一人ひとりへのきめ細かな個別指導により、国家試験において、毎年高い合格率を誇っています。
過去10年間の平均合格率は89.4%と、全国平均を大きく上回っています。