Webデザイナーに将来性はある?活躍し続けるために必要なスキルとは?
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- Webデザイナーとは
- Webデザイナーの業務
- UI/UX設計
- デザインカンプ
- コーディング
- Webデザイナーになるには? 目指すための3つの方法
- 未経験可の企業へ就職する
- 独学で勉強する
- 専門学校やスクールでスキルを身に付ける
- まとめ
Webデザイナーは、しっかりと知識を身に付ければ未経験からでも挑戦できます。フリーランスとして活躍する方も多く、働き方の幅広さもWebデザイナーの魅力です。
その一方で、Webデザイナーの需要は減少するという声を聞くこともあるでしょう。そこでこの記事では、Webデザイナーの将来性や活躍し続けるために必要なスキルについて解説します。
Webデザイナーに将来性はある?現状と懸念点
IT人材の不足が懸念されている昨今、2000年以降右肩上がりとなっているWebデザイナーの需要はさらに高まっていると考えられます。
しかし、冒頭でも述べたとおり、Webデザイナーの将来性を懸念する声が聞こえるのも事実です。そこで、ここではWebデザイナーの現状と将来性に対する懸念について整理します。
Webデザイナーの需要の現状とは
Webデザイナーの需要はWebサービスの普及にともなって上昇し、特に職業として広く認知されるようになった2000年代以降は右肩上がりです。近年はインターネット広告も増えており、取引量が増えたことでWebデザイナーの需要はさらに高まっています。
ただし、Web業界の発展と比例して、Webデザイナーに求められるスキルも高度になっているのが現状です。
Webデザイナーの将来性への懸念点
IT人材の不足が叫ばれる今、Webデザイナーの需要は高まっています。しかし、求められるスキルも高度になっていることから、将来性への懸念を抱えているWebデザイナーも少なくありません。
では、どのような懸念点があるかを解説します。
Webデザイナーが増えて競争が激化
需要の高まりにともなってWebデザイナーの数も増えており、今後も目指す方は増えるでしょう。しかし、人数の増加はWebデザイナー間の競争激化につながるとも考えられます。
Webデザイナーは専門性が高い職業ですが、現在ではインターネットや書籍でスキルを学べ、スキル習得のハードルが下がりました。その分、高度なスキルが身に付いていなければ活躍できない場合があります。
デザイン制作ツールの充実
近年では、Webデザイン制作ができるツールが充実しています。以前はこうしたソフトやツールは非常に高価で、使用には専門知識が必要でした。
しかし、現在では無料、かつ専門知識が浅くても利用可能なサービスやソフトが増えています。これにより、自社サイトをWebデザイナーに発注せず自作するところも珍しくありません。
情報発信方法が多様化
Webサイトは店舗やサービスの情報発信の場として有効ですが、近年はWebサイト以外にも情報発信が可能なツールやサービスが増えています。
例えば、Twitter、Facebook、Instagramなどです。情報発信はこれらを利用すればできるため、Webサイトを開設しない事業者も少なくありません。
AIの進化
技術の進歩によって、WebデザインができるAIも登場しています。素材やパターンを選べば簡単にWebサイトが制作可能なため、コストと時間も削減できるでしょう。
活躍し続けるWebデザイナーになるためのスキル
需要の高まりがあるにもかかわらず、Webデザイナーとして活躍し続けられるのか懸念している声も多く聞かれます。
Webデザイナーとして活躍し続けるためには、デザインのスキルはもちろん、さまざまなスキルを持ち、ほかのWebデザイナーと差別化を図ることが重要です。
そこで、ここではWebデザイナーとして今後も活躍し続けるために必要なスキルを紹介します。
UI/UXのデザインスキル
UI設計とは、パソコンやスマートフォンを操作する際に、ユーザーが迷うことなく操作できるように、わかりやすく設計することです。
一方、UX設計とは、「楽しかった」「役に立った」など、ユーザー体験の質が向上するように設計することをいいます。
Webサイトを開設する場合は、企業の商品やサービスをアピールするだけではなく、ユーザーがWebサイトを快適に閲覧できるよう設計しなければなりません。
UIやUXのデザインスキルは、使いやすく、かつ良いユーザー体験ができるWebサイトを作るには欠かせないスキルです。
Webマーケティングのスキル
制作したWebサイトへの流入が増えればチャンスも広がります。アクセス解析やサイト分析といったスキルがあれば、新たな顧客獲得にもつながるため、Webマーケティングに関するスキルや知識は身に付けておくと強みになるでしょう。
また、そうしたスキルは、クライアントに対しての提案や課題解決の一助にもなります。
ディレクションスキル
Webサイト制作には、さまざまな部門のクリエイターが携わります。プロジェクトが大きくなるなればなるほど関わる人数が増えるため、円滑に進めるにはディレクションスキルが必要です。
制作の進行を管理したり、他部門の担当者に具体的な指示をしたりするなど、適切にディレクションを行なうには専門分野以外の基礎知識も学ばなければなりません。
ディレクションスキルに加え、リーダーシップも身に付けば、プロジェクトの責任者もできるWebデザイナーとしてキャリアアップも期待できます。
プログラミングスキル
Webデザイナーとプログラマーは別の職業ですが、企業によってはWebデザイナーがコーディングを行なう場合も少なくありません。
プログラミング言語は種類もさまざまで、使いこなせるようになるまでには時間を要しますが、身に付けておくとほかのWebデザイナーとの差別化につながります。
Webデザイナーのスキル習得は専門学校がおすすめ
Webデザインに関する知識は書籍やインターネットなどでも学べますが、より詳しく専門的なスキルを身に付けたいなら専門学校に通うのがおすすめです。
読売理工医療福祉専門学校のクロスメディア情報学科では、2年間でWebやテレビ、雑誌や新聞などの多彩なメディアに対応できるスキルを身に付けられます。
例えば、プログラミングやネットワーク知識、Webや動画制作スキル、3DCGやグラフィックデザインなど、実践に役立つITスキルの数々を効率良く習得できるでしょう。
授業は少人数制で行なわれ、わからない点があればすぐ講師に質問できるので安心です。また、イベントやコラボ授業では、実践を交えてスキルアップができます。
まとめ
需要が高まっているWebデザイナーの世界でも、将来性への懸念を抱えている方は多く見られます。
Webデザイナー数の増加や技術の進歩、SNSの普及によりWebデザイナー間の競争が激化していることから、活躍し続けるためには、より高度なスキルが求められるでしょう。
専門的なスキルを幅広く身に付けるには、専門学校へ通って効率良く学ぶのがおすすめです。
読売理工医療福祉専門学校のクロスメディア情報学科では、実践に役立つITスキルを2年で身に付けられるようにカリキュラムが組まれています。興味がある方は、読売理工医療福祉専門学校のWebサイトを確認してみてください。