Webデザイナー検定とは?就職に役立つ?
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- Webデザイナー検定とは?
- Webデザイナー検定の受験資格と試験内容
- Webデザイナー検定ベーシックの科目・出題範囲
- Webデザイナー検定エキスパートの科目・出題範囲
- 就職においてWebデザイナー検定の資格が役立つ職業
- まとめ
Web業界に興味を持ち、その道に進もうと考えている皆さん。Webデザイナー検定をご存じですか?
この検定は、Webデザインの知識やスキルを証明するもので、就職やキャリアアップに大きなメリットをもたらします。
本記事では、Webデザイナー検定の種類・難易度・勉強方法・そして就職に役立つ職業まで詳しく解説します。 Webデザイナーになりたい方はもちろん、将来Web業界に就職したいと考えている方はぜひ参考にしてください!
Webデザイナー検定とは?
Webデザイナー検定は、Webデザインに関する知識やスキルを評価するための試験です。
Webデザイン関連の資格の種類は、大きく分けると、国家資格と民間資格の2種類に分かれています。
その中の、民間資格の中にWebデザイナー検定が含まれています。
国家資格 | ・ウェブデザイン技能検定 ・ITパスポート |
---|---|
民間資格 | ・Webデザイナー検定 ・Photoshop®クリエイター能力試験 ・Illustrator®クリエイター能力認定試験 ・Webクリエイター能力認定試験 ・アドビ認定プロフェッショナル ・マルチメディア検定 |
試験の種類や難易度、実施団体は様々ですが、共通しているのは、Webデザイナーとして必要な基本的なスキルを備えているかを測ることを目的としている点です。
Webデザイナー検定の受験資格と試験内容
Webデザイナー検定の素晴らしい点は、誰でも受験できるという点です。 年齢・学歴・経験などは一切問いません。Webデザイナー検定の試験内容は、 ベーシックとエキスパートの2つのレベルがあり、それぞれ異なる難易度と範囲の内容が含まれています。
Webデザイナー検定ベーシックの科目・出題範囲
Webデザイナー検定ベーシックは、主に初心者や基礎的な知識を確認したい人向けの試験です。
受験資格に特別な制限はなく、誰でも挑戦できるので、Webデザインの学習を始めたばかりの人でも気軽に受験できます。
試験内容の科目と出題範囲は、以下になります。
科目 | 出題範囲 |
---|---|
Webデザインの基礎知識 | Webデザインに関する基本的な概念、歴史、トレンド、ユーザーエクスペリエンス(UX)などの理論的背景。デザイン原則、配色、タイポグラフィの基礎知識も含まれます。 |
Web制作の技術的スキル | HTMLとCSSの基礎。これにはHTMLタグの役割、CSSによるスタイリング、レイアウト作成、レスポンシブデザインなどが含まれます。基本的なWebページの作成方法についても問われます。 |
Webサイトの企画と設計 | Webサイトの企画立案から設計に至るプロセス全般。情報設計(IA)、ナビゲーション設計、ワイヤーフレーム作成など、サイト全体の設計を行うための基本知識が含まれます。 |
Web運用と管理 | サイト運用における基本的な知識。Webサイトの保守、更新、ユーザビリティテスト、アクセス解析の基礎、セキュリティ対策など、運用に関わる知識が求められます。 |
関連法規と倫理 | Web制作や運営に関連する法規制と倫理的な問題。著作権、プライバシー、アクセシビリティ基準などの基本的な法律やガイドラインが含まれます。 |
これらの科目は、Webデザインの基本をしっかりと理解し、実務での応用力を身につけるために重要な範囲です。ベーシックの試験は、合格率は比較的高めで、60%〜70%程度とされています。
Webデザイナー検定エキスパートの科目・出題範囲
Webデザイナー検定エキスパートは、より高度な知識とスキルを求められる試験です。このレベルの試験に合格することで、Web業界でプロとして活躍するためのスキルがあることを証明できます。
Webデザイナー検定エキスパートの試験内容は、Webデザインに関する専門的な知識や技術を測るもので、以下のような科目と出題範囲で構成されています。
科目 | 出題範囲 |
---|---|
Webデザインの基礎 | ・デザイン理論 色彩理論、レイアウト、タイポグラフィ ユーザビリティとアクセシビリティ |
HTML/CSSの理解と実践 | ・HTMLの基礎と応用 HTMLタグの基本から構造設計まで ・CSS 基本的な使い方、レスポンシブデザイン |
Web制作の企画・運用 | ・Webサイト企画 目的やターゲットユーザー分析、 情報アーキテクチャ ・運用と保守 効果測定の手法 |
JavaScriptとその他の技術 | ・ JavaScriptの基礎 構文、動的機能の追加 ・その他のWeb技術 APIの活用、最新技術の理解 |
セキュリティと法的な知識 | ・Webセキュリティ XSS、CSRFのリスクと対策 ・法的知識 著作権、プライバシー保護、法的規制 |
一方エキスパートの試験は、実務経験がある人や、しっかりとした学習を積んだ人向けです。
難易度が高い分、合格できれば大きな自信となり、就職活動でも強力なアピールポイントとなるでしょう。
合格率はベーシックに比べて低く、約30%〜40%程度とされています。
Webデザイナー検定合格を目指す方は、独学での勉強も可能ですが、より効率的かつ確実に合格したいのであれば、 実践的にWebデザインについて学ぶことができる専門学校の力を借りることを強くおすすめします。
専門学校では同じ志の仲間たちと一緒に、実践的にWebデザインについて学ぶことができるので、よりWebデザイナー検定の合格に近づくでしょう。
就職においてWebデザイナー検定の資格が役立つ職業
Webデザイナー検定の資格は、取得すると様々な分野の職業で役立ちます。主に以下の職業に就職する際に役立つでしょう。
Webサイトのデザイン設計、コーディング、UI/UXデザインなど、Webサイト制作全般に関わる。
Webサイトの見た目や動きを表現する部分(フロントエンド)の開発を担当。
Webサイトやアプリのユーザーインターフェース(UI)とユーザーエクスペリエンス(UX)を設計する。
Webサイトの企画から制作、運営までを総合的に管理。
Webサイトのプロジェクト全体の企画、予算管理、スケジュール管理などを行う。
Webサイトの集客や売上向上のための施策を立案・実行。
Webデザイナー検定は、Webデザイン業界で幅広く活躍するための第一歩となる資格です。
上記以外にも、Webデザイナーのスキルは様々な職種で求められています。
まとめ
Webデザイナー検定は、Webデザイナーを目指す方にとってはもちろん、Web業界に就職したい方にはおすすめの資格です。
検定を通じて学んだ知識やスキルは、就職活動において強力なアピールポイントとなります。業界の変化にも柔軟に対応できるWebデザイナーとして成長するための土台を築くことができるでしょう。
これからWeb業界に飛び込みたいと考えている人は、ぜひこの検定に挑戦してみてください!
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