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動画クリエイターの就職先は?求められるスキルを紹介

動画クリエイターの就職先は?求められるスキルを紹介
⽬次
  1. 動画クリエイターのおもな就職先や働き方
    1. 動画制作会社
    2. 企業の動画制作部門
    3. フリーランス
  2. 動画クリエイターの職種
    1. 制作系クリエイター
    2. 技術系クリエイター
  3. 動画クリエイターの就職で求められるスキル
    1. 技術系の専門スキル
    2. 発想力
    3. コミュニケーション能力
  4. まとめ

5Gの普及に加え、コロナ禍で在宅時間が増えたことで、YouTubeなどの利用も増えています。それにともない、Web動画を中心とする動画ビジネスがより活発になっていることから、動画クリエイターに注目が集まっています。

動画クリエイターとして就職する際は、スキルが重視されます。ただし、求められるのは技術的なスキルだけではありません。この記事では、動画クリエイターのおもな就職先と職種、必要なスキルを解説します。

動画クリエイターのおもな就職先や働き方

動画クリエイターの就職先にはさまざまな候補があります。なかでも代表的な3つを紹介します


動画制作会社

動画制作会社は、Web媒体の動画制作を専門的に請け負う企業で、動画クリエイターの就職先として最も一般的です。ディレクターや編集者、カメラマンなど、異なる職種同士で連携しながら、プロ集団として一つのコンテンツを制作していきます。


動画制作会社に就職すると、おもに以下のメリットがあります。

  • クライアント次第で、さまざまな規模やジャンルの案件に携われる
  • 優秀な先輩の仕事ぶりを学べる
  • 現場経験を数多く積めるため、転職も有利になる


企業の動画制作部門

企業動画の需要拡大にともない、昨今では社内に動画制作部門を設置する企業も珍しくありません。なかには、企画から制作までを一貫して内製しているところもあり、動画クリエイターの新たな就職先候補としても注目されます。

企業動画の用途は、広報活動やマーケティング、採用、社内教育など多岐にわたり、特にWeb媒体では内製するほうが効率的な場合も多々あります。


企業の動画制作部門に就職することのおもなメリットは以下のとおりです。

  • 自社に関する専門性や知識を活かし、ズレのない制作ができる
  • 優良企業を選べば、正社員として整備された労働環境で働ける
  • 社内で完結できるため、効率よくスピーディに制作できる
  • 他の業務も経験できる


フリーランス

フリーランスとして活躍する人も増えています。仕事を受注するためには、一定以上のスキルや実績が必要です。独力で学ぶことも可能ですが、まずは動画制作会社などで実績を積んだあと、フリーランスとして独立する形が一般的です。

仕事をもらうためには、広い人脈も重要でしょう。制作した動画をYouTubeなどに公開して、認知度を高める方法もあります。


フリーランスで働くことには、次のようなメリットが期待できます。

  • 企画から制作までを自分で仕切れる
  • 働き方の自由度が高い
  • 売れっ子になれば、会社員より稼げる場合もある


動画クリエイターの職種

動画クリエイターの仕事内容は、「制作系」と「技術系」に分かれます。ただし昨今では、撮影・編集機材の性能向上にともない、企画・撮影・編集などを1人のクリエイターが担うケースも増えています。


制作系クリエイター

制作系クリエイターとは、動画の企画や制作全般を管理する職種です。動画制作では、企画力や管理能力が非常に重要です。制作を仕切る立場となれば、交渉力やマネジメント能力なども求められるでしょう。


制作系クリエイターの代表的な職種は以下のとおりです。

  • プロデューサー
  • ディレクター
  • アシスタントプロデューサー
  • アシスタントディレクター


プロデューサーは、全体の指揮をとり、進行管理や予算管理などを行ないます。ディレクターは、現場のスタッフに指示を出し、企画やコンセプトを形にしていきます。プロデューサーやディレクターは、未経験者がこなせる仕事ではありません。まずはアシスタントとして現場に入り、知識と経験を積んでから昇格するのが一般的です。


技術系クリエイター

技術系クリエイターとは、動画の編集や加工、CG、音声など、実際の制作を担う職種です。いずれも専門的な仕事であり高度な技術が求められます。大手の制作会社では職種ごとに担当が細分化されているケースも少なくありません。


技術系クリエイターの代表的な職種は以下のとおりです。

  • カメラマン(映像の撮影や機材の手配など)
  • 編集(映像のカット編集や加工など)
  • CG(コンピューター・グラフィックス)クリエイター(CGを使って画像やイラスト、動画などを作成)
  • 音声(ミキサーや音響効果、録音技師など)


動画クリエイターの就職で求められるスキル

動画クリエイターは専門職であり、就職ではスキルが重視されます。具体的には、以下の3つのスキルを持つ人は重宝されるでしょう。


技術系の専門スキル

技術系クリエイターを目指す場合は、最低でも業務で使用する知識やスキルは必須です。動画制作の敷居が低くなっている昨今では、専門知識やスキルは高ければ高いほど、有利だといえます。


以下の職種で必要となるスキルの例を見ていきましょう。

  • カメラマン:被写体に関する知識をはじめ、機材や撮影手法に関する知識
  • 編集:編集ソフトの操作(Adobe Premiere ProやAdobe After Effectsなど)
  • CGクリエイター:CG作成ツールの操作(Autodesk Maya 、Autodesk 3ds Max など)
  • 音声:音声編集ソフトの操作(ミキシングマシーンなど)や効果音に関する知識



発想力

動画制作には発想力も欠かせません。SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やスマートフォンの普及にともない、巷にはありとあらゆる動画があふれています。平凡なものでは、ターゲットの印象には残らないでしょう。常に世の中のトレンドにアンテナを張り、最新の動画制作技術や音楽などを取り入れ、斬新な作品を生み出せる能力が必要です。昨今では、3D映像やVR(バーチャル・リアリティ)、ドローンを使った動画撮影が注目されています。


コミュニケーション能力

動画制作では、クライアントのほか、現場でもさまざまな職種の人たちと連携して取り組むことになるため、コミュニケーション能力は必須です。自分の考えをクライアントやメンバーに説明する機会が多いため、専門知識がない相手も含めて、自分のアイデアやコンセプトをわかりやすく伝える力も求められます。コミュニケーション能力が必要なのは、フリーランスの立場でも変わりません。


まとめ

動画クリエイターとして就職するには、動画制作会社を選ぶのが一般的です。現場で豊富な経験を積んで、プロフェッショナルとして認められれば、フリーランスとしての道も開けるかもしれません。

動画クリエイターとひと口に言っても、求められるスキルは職種によって異なり、制作系クリエイターでは技術面以外のスキルも非常に重要です。加えて、動画クリエイターとして長く活躍し続けるためには、現状に満足せず、最新の技術を積極的に学んでいく姿勢も求められます。



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