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プログラマーの年収は高い?低い?年収アップを目指す方法も!

プログラマーの年収は高い?低い?年収アップを目指す方法も!
⽬次
  1. プログラマーの年収事情とは
  2. プログラマーの年収が低いといわれるのはなぜ?
    1. 平均年齢が低い
    2. 下流工程が多い
    3. 残業や勉強時間が多い
  3. 年収の高いプログラマーになる方法
    1. スキルを磨く
    2. 雇用形態を見直す
    3. 働く地域を見直す
    4. 規模の大きな企業へ転職する
    5. フリーランスとして活躍する
  4. まとめ

インターネットやアプリケーションが普及し、今後はIT人材が不足すると懸念の声がよく聞かれるようになりました。プログラマーもIT人材の職種に含まれますが、果たして年収は高いのでしょうか。

この記事では、プログラマーの年収について解説し、年収アップにつながる方法を紹介します。

プログラマーの年収事情とは

まず、プログラマーの年収について解説します。

求人ボックス給料ナビによると、プログラマーの平均年収は約424万円で、月給換算すると35万円程度です。初任給は、21万円が相場 といわれています。

国税庁の民間給与実態統計調査結果によると、平均給与は433万円です。したがって、プログラマーの年収は平均よりも低い傾向にあります。

参考:国税庁|令和2年分 民間給与実態統計調査

たしかに、正社員で働くプログラマーの給与分布を見ると多い層は335~406万円です。しかし、プログラマー全体の年収を見ると264~831万円 と幅が見られます。

つまり、プログラマーの年収は個人差が大きく、必ずしも日本の平均年収より低いわけではありません。活躍次第では高収入が得られる可能性も大いにあるでしょう。

地域別に平均年収を見ると関東地方が最も高い424万円、なかでも東京都は451万円です。逆に最も低いのは和歌山県の339万円で、東京都と比べ大きな差があります。

また、雇用形態によっても給与が異なり、派遣社員の場合は時給2,200円、パート・アルバイトなら時給1,090円が相場です。

プログラマーの年収が低いといわれるのはなぜ?

次に、プログラマーの年収が低いといわれる理由を解説します。


平均年齢が低い

プログラマーの平均年齢は、給与所得者全体の平均年齢より低いことがわかっています。日本は年齢が上がるにつれ高年収になる傾向があるため、必然的にプログラマーの平均年収は低くなってしまうでしょう。

ただし年代別で見ると、プログラマーの年収は高い水準 にあります。


下流工程が多い

プログラマーの仕事の多くは、システム開発上の下流工程に当たるプログラム作成のため、上流工程を担当する職種と比較してどうしても年収が低くなってしまいます。

さらに、「下請けの下請け」のような案件が多いことも年収を引き下げる要因の一つです。多重請負になると交渉力が下がり、単価の低下につながります。


残業や勉強時間が多い

プログラマーは他の職種と比べて残業が多い傾向にあります。

また、活躍できるプログラマーになるために習得すべきスキルも多く、長時間の勉強が必要です。加えて、プログラマーになったあとも常にアンテナを張って新たな情報を収集したり、勉強を続けたりしなければなりません。

しかし、勉強時間に対して直接的な対価が支払われることはないでしょう。

これらを考えたとき、年収と仕事量が釣り合っていない、コストパフォーマンスが悪いと考える方もいます。


年収の高いプログラマーになる方法

日本全体の平均と比べると年収が低いプログラマーですが、キャリアアップして高年収を目指すことは可能です。ここでは、高年収を得られるプログラマーになる方法を紹介します。


スキルを磨く

どの職種も同様ですが、スキルが高ければ高年収が期待できます。下流工程を担当するプログラマーのままでは年収は上がりづらいですが、上流工程の案件を受注できるようになれば年収アップにつながるでしょう。

プログラマーとして年収を上げるために身に付けておきたいスキルには、以下のようなものがあります。

  • ・プログラミングスキル:プログラミングに関する幅広い知識を習得するほか、一つのプログラミング言語に精通していることも強みとなる
  • ・コミュニケーションスキル:顧客と対話し、要望を正確に把握できなければ、上流工程に携わるのは難しい
  • ・マネージメントスキル:システム開発はチームで行なうため、メンバーをまとめる力を持つことでより上位の立場を任される可能性が高まる
  • ・AIやビッグデータに関する知識:さまざまな業界で活用が進むAIやビッグデータの知識があれば仕事の幅が広がる


雇用形態を見直す

前述のとおり、正社員、契約社員、パート・アルバイトなど雇用形態で給与が異なります。正社員のほうが年収は高くなるので、収入に不満がある場合は現在の雇用形態を見直してみるのも一つの手です。


働く地域を見直す

地域によっても年収に差があり、関東地方、特に東京都はプログラマーの年収が高い地域です。したがって、働く地域を変えるだけでも年収がアップする可能性があるでしょう。


規模の大きな企業へ転職する

プログラマーは、企業規模が大きいほうが年収も上がりやすい傾向にあります。現在の企業でキャリアアップを重ねても年収にそれほど変化がないならば、転職を検討するのもよいでしょう。

なお、海外の企業は日本の企業に比べて年収が高いことが多いため、転職を考える場合は海外企業も選択肢に入れる のがおすすめです。


フリーランスとして活躍する

企業に雇用されて働く場合、給与を上げるには限界があります。一方、フリーランスであれば働いた分だけ収入が得られるため、会社員として働くよりも年収が高くなるチャンスがあるでしょう。

ただし、フリーランスの場合、自ら営業活動を行なわなければならず、プログラミング以外の知識やスキルも広く身に付けなくてはなりません。


まとめ

年収が低いと思われやすいプログラマーですが、実際には働く地域や雇用形態、スキルの差などによって大幅な差があります。実力や方法次第では高収入も狙える職業なので、一般的な企業に勤めるより稼げる可能性もあるでしょう。

読売理工医療福祉専門学校クロスメディア情報学科は、プログラマーをはじめとしたIT人材を育成する学科です。プログラミングの基礎知識やアプリケーション開発の最新技術など、幅広いスキルを2年間で身に付けられます。

Webオープンキャンパスや学校見学も行なっているので、プログラマーとして活躍したい方は参加を検討してみてはいかがでしょうか。

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