ネットワークエンジニアの就職先とは?活躍のために必要なスキルも紹介
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- ネットワークエンジニアの就職先
- SI会社
- メーカーなどのIT部門
- ソフトウェア開発会社、ゲーム会社
- フリーランス
- ネットワークエンジニアに必要なスキル
- ネットワークやコンピュータ関連の専門知識と技術
- コミュニケーションスキル
- 論理的思考能力
- まとめ
近年のエンジニア不足により、ネットワークエンジニアの需要は高まりつつあり、未経験から転職・就職する人も増えています。
しかしながら、AWSなどクラウドサービスの普及が進むにつれてレンタルサーバーなどの需要は減少し、単純な作業や仕事は自動化されるようになってきました。ネットワークエンジニアも例外ではなく、仕事の一部が自動化されるという意味では、今後のキャリアパスもよく考えたうえで就職先を選ぶ必要があります。
この記事では、ネットワークエンジニアのおもな就職先と、求められるスキルをご紹介します。
ネットワークエンジニアの就職先
ネットワークエンジニア就職先には、おもにSI会社、メーカーなどのIT部門、ソフトウェア・ゲーム開発会社、フリーランスの4つが挙げられます。
SI会社
SIとは「System Integration(システムインテグレーション)」の略称で、システム開発や運用を行なうサービスや事業のことです。また、SIを請け負う企業のことをSIer(エスアイヤー)、またはITベンダーなどと呼び、これらはネットワークエンジニアの就職先として最もスタンダードになります。
SI会社では、クライアントからの案件に対して、要望に沿ったネットワークを構築、運用・保守を行ないます。企業によっては、受注した案件の企画・設計だけを担当し、構築以降を下請けのSI会社に外注することも少なくありません。このような場合、多くの人員が必要になるため、中小規模のSI会社ではネットワークエンジニアの求人が多めです。
メーカーなどのIT部門
SI会社に限らず、社内にIT部門やネットワーク部門のある企業では、ネットワークエンジニアの求人があります。この場合は、外部案件を受注するのではなく、自社またはグループ会社のネットワーク構築と運用・保守がおもな仕事内容です。
ソフトウェア開発会社、ゲーム会社
ソフトウェアやオンラインゲーム、アプリなど自社製品・自社サービスを持っている会社も、ネットワークエンジニアの就職先になりえます。外部からの受注案件とは異なり、1つのサービスに対して、サービス向上・維持に努めることがおもな仕事です。したがって、ネットワークインフラのチューニングや、企画・開発に対する技術的なサポートなども業務内容に含まれます。
フリーランス
近年のワークスタイルの多様化により、自由な働き方ができるフリーランスエンジニアを希望する人も増えつつあります。ネットワークエンジニアとして企業に就職するのではなく、企業と請負契約を結んで仕事を受注し、納品して報酬を得るというスタイルです。
そのため、時間や場所を気にせず自分のペースで仕事ができます。ただし、経験値やスキルが乏しければ収入につながらないため、自らのスキルを常に磨き続ける必要があります。
ネットワークエンジニアに必要なスキル
ネットワークエンジニアの需要が高まりつつありますが、実際には仕事内容の一部が自動化されつつあり、この先需要が減っていく可能性もゼロではありません。そんななか、ネットワークエンジニアとして長く活躍し続けるためには、以下のスキルを高めていくことが大切です。
ネットワークやコンピュータ関連の専門知識と技術
ネットワークエンジニアにとってネットワークの仕組みや機器の働き、サーバーなど、ITインフラやコンピュータ関連の専門知識は必要不可欠です。特に、何か問題が発生した際は迅速なトラブルシューティングが求められるため、ネットワーク全般の知識を深めておく必要があります。
また、運用や保守に使われるツールの知識も重要で、使いこなすことはもちろん、設定変更やセキュリティに関するスキルが身についていると有利でしょう。そのほか、クライアントの要望をまとめる要件定義スキルをはじめ、設計や構築スキルを高めることも大切です。
コミュニケーションスキル
トラブルが発生した場合には、監視ツールから自動で通知が来るように設定することが一般的です。しかし、その通知だけでトラブルの全容を把握・伝達するのは難しく、担当者と電話などで素早く、かつ正確に情報共有するスキルが必要となります。また、クライアントの要望どおりに構築するためにも、要件や要望を正しく汲み取る力が重要です。
論理的思考能力
ネットワークを設計する際には、クライアントの要件が満たされているか、コストパフォーマンスは最適かを細かく検討することが大切です。万が一、盛り込むべき要件が漏れていた場合は想定外のトラブルを招き、最終的にはクライアントに迷惑がかかってしまうでしょう。
また、トラブルが起こった際も、論理的思考能力が備わっていれば原因を突き止め、「どのようにすれば解決できるか」を冷静に検証できます。これにより、迅速なトラブルシューティングが可能です。
まとめ
今回は、動画クリエイターの現状や将来性、今後生き残るためのポイントを紹介しました。動画コンテンツへの需要は高く、今後も需要は増加していくと考えられるため、現状、動画クリエイターの将来性を心配し過ぎることはなさそうです。
ただし、技術の発展から誰でも気軽に動画制作ができるようになったので、生き残るためには他のクリエイターとの差別化を図らなくてはいけません。
動画クリエイターを目指すには、常にアンテナを張って自身のスキルを磨くことが不可欠です。
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