ネットワークエンジニアの仕事内容とやりがいについて紹介！
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- ネットワークエンジニアの仕事内容
- 設計
- 構築
- 運用
- 保守
- ネットワークエンジニアのやりがい
- まとめ
ネットワークエンジニアとは、ネットワークの設計から構築、保守、運用までをトータル的に担う職種です。近年、IT人材の不足からネットワークエンジニアの需要が高まっており、未経験からでも転職・就職がしやすい状況となっています。
とはいえ、未経験からネットワークエンジニアを目指すには、基本的な知識を身につけることはもちろん、ネットワークエンジニアの仕事内容をしっかりと理解しておくことも重要です。
この記事では、ネットワークエンジニアの仕事内容とやりがいについてご紹介します。
ネットワークエンジニアの仕事内容
ネットワークエンジニアとは、ネットワーク全般を担う技術者のことです。快適な通信環境の構築と保守がおもな役割となり、具体的な作業は大きく分けて設計・構築・運用・保守の4つに分類されます。いずれもネットワークに関わる仕事ですが、作業内容によって求められるスキルや経験が異なります。一般的には、保守→運用→構築→設計の順に上流工程へ向かうため、新人エンジニアは保守から経験を積んでいくことがほとんどです。
設計
クライアントにヒアリングを行ない、要件を分析しながらネットワーク構成、機器の種類や数、回線の種類などを提案書にまとめます。ベンダーによって扱っている製品が異なるほか、回線業者のサービスも日々変わっているため、これらを考慮したうえでコストパフォーマンスの良いネットワークを設計することが大切です。
その後、クライアントと打ち合わせをしながら基本設計を行ない、バックアップルートや配線ルートなどの詳細まで書き込んだ仕様書を作成していきます。仕様書を作成する際には、導入や維持にかかるコスト、構築までのスケジュールも考える必要があります。
構築
仕様書をもとにネットワーク機器に情報を流し込んだり、設置したりして、ネットワークを構築していきます。新築ビルなどの場合は、機器だけでなくケーブルの配線を行なうケースも少なくありません。構築は物理的な作業が多く、規模によっては数ヵ月かかる場合もあるため、仕様書のスケジュールを意識しながら作業を進めることが大切です。
構築後はテストを行ない、設計書どおりに動作するまで調整・テストを続けます。設計書どおりに動作することが確認できれば、運用開始です。
運用
ネットワークを長期にわたって使用していると、新しいサービスを追加したり、別の機器が必要になったりするケースが多々あります。そういった際に、機器の設定変更や構成変更を行なうのが運用です。セキュリティシステムを導入している場合は、セキュリティシステム側の設定変更なども対応する必要があります。
また、問題が起こらないようネットワークを監視したり、メンテナンスを行なったりするのも運用の仕事内容です。
保守
保守の仕事は、故障やトラブルが発生した際に原因を突き止め、一秒でも早く回復させることです。そのため、障害の切り分けや特定を的確に行なえるとともに、いかに迅速に対処できるかが重要となります。また、使用している機器によっては、保守として定期点検を行なう場合もあります。
ネットワークエンジニアのやりがい
ネットワークエンジニアは、専門的かつ幅広い知識が求められる職種ですが、その分やりがいもあります。
近年ではインターネットをはじめ、IoTやAIといった技術が急速に発展していますが、これらを支えているのはネットワークです。IT環境を下支えするインフラで、多くの企業や人にとってなくてはならない存在であることから、「快適で安定したネットワークを提供している」というやりがいにつながるでしょう。
プロジェクトによっては、社会全体を支える重要度の高いシステムに携わることもあります。つながることが当たり前と思われるネットワークにおいて、不具合やトラブルが起きないようにすることは責任重大です。しかし、その分人々の生活基盤に貢献していることを実感できるのは魅力的です。また、長期にわたってネットワーク構築を行なう場合もあり、無事に運用できれば大きな達成感が得られることは間違いありません。
ネットワークエンジニアはチームで仕事をすることも多く、個人のスキルだけでなくチームワークも必要です。仕事の大変さや達成感を仲間と分かち合えるのも、大きなやりがいだといえるでしょう。
まとめ
ネットワークエンジニアの仕事内容は大きく分けて4つあり、それぞれ求められるスキルや経験が異なります。保守→運用→構築→設計の順で上流工程になるため、新人エンジニアは保守から経験を積んでいくのが一般的です。
ネットワークエンジニアは専門的かつ幅広いスキルが必要ですが、インターネットやIoT、AIといった技術の発展に欠かせない存在です。なかには責任が大きいプロジェクトもありますが、その分無事に運用できたときの達成感も大きく、非常にやりがいのある仕事だといえるでしょう。
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