ゲームクリエイターのおもな就職先と役立つ資格3選
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- ゲームクリエイターとして就職する方法
- 大学・短期大学・専門学校などで専門知識を学ぶ
- 独学で実績を作る
- ゲームクリエイターの就職先
- ゲームメーカー
- ゲーム制作会社
- IT企業
- フリーランス
- ゲームクリエイターの就職に役立つ資格
- 情報処理技術者試験
- ORACLE MASTER(オラクルマスター)
- Photoshop®クリエイター能力認定試験
- Illustrator®︎クリエイター能力認定試験
- まとめ
ゲームクリエイターの就職先はさまざまで、希望職種やどのような仕事をしたいかによっても異なります。また、ゲームクリエイターに必須の資格はなく、未経験からでも就職することは可能です。
この記事では、ゲームクリエイターのおもな就職先や職種、就職で有利になる資格について解説しています。
ゲームクリエイターとして就職する方法
ゲームクリエイターとして就職する方法としては、おもに以下2つのルートが挙げられます。
大学・短期大学・専門学校などで専門知識を学ぶ
ゲームクリエイターになるには、大学や短期大学・専門学校などで専門知識を学んだうえで就職するのが一般的です。実践的な知識をわかりやすく学べるため、未経験からゲームクリエイターを目指す人におすすめの方法といえます。
採用時に学歴に関する規定を設けている企業もあるうえ、学校によっては就職までサポートしてくれることもあるので、大学や専門学校を卒業して損はないでしょう。
独学で実績を作る
学歴の規定がない企業であれば、独学でも就職することは可能です。独学の場合、インターネットや書籍などで基本的なスキルを学びつつ、ゲームコンテストなどで実績を積むのが一般的でしょう。
ただし、作品や過去の経歴など何らかの形で実力を証明できない場合は、就職が難しくなることもあります。
ゲームクリエイターの就職先
ゲームクリエイターのおもな就職先としては、以下のような企業が挙げられます。
ゲームメーカー
ゲームメーカーは、ゲームの企画から制作、販売までを自社で行なっている企業です。大企業であることがほとんどで、プランナーやディレクター、プログラマーなど、ゲーム制作に携わるすべての職種が集まっています。
新卒採用の場合は、総合職として募集されることが一般的です。ゲームクリエイターを目指す方にとって、人気のある就職先の一つといえるでしょう。
ゲーム制作会社
ゲーム制作会社は、他社から発注を受けてゲーム制作を行なう企業です。企業規模は会社によってさまざまですが、基本的にはゲームメーカーよりも小規模となります。企業によっては、複数の職種を兼任する場合もあるでしょう。
ゲームクリエイター志望の方が実際に就職することの多い、現実的な就職先です。
IT企業
IT系企業のなかには、社内にアプリ開発部門を持って活動している企業もあります。特に、スマートフォンのゲームアプリ開発に注力している企業は多く、近年ゲームクリエイターの新たな就職先として注目されてきています。
フリーランス
スキルに自信があるクリエイターは、就職にこだわらず、フリーランスとして活躍することも可能です。特にサウンドクリエイターは、ゲーム関連の案件を請け負いつつ、自身でも作曲の実績を積むケースが多いでしょう。
基本的には、フリーランスとしてすでに活動しているクリエイターのもとで修業をしたり、企業から外注を受けたりして実績を積んでいくこととなります。
ゲームクリエイターの就職に役立つ資格
ゲームクリエイターとしての就職に必須の資格は、特にありません。とはいえ、資格があったほうが自分のスキルを証明しやすくなるため、取っておくと良い資格はいくつかあります。
ゲームクリエイターの就職に役立つ資格として、以下の4つを紹介します。
情報処理技術者試験
経済産業省が認定する国家資格です。基本理論をはじめ、コンピュータシステム・技術要素・開発技術・マネジメントなど幅広い範囲から出題されます。
ゲームクリエイターはもちろん、IT業界への就職全般に役立つ資格の一つです。
ORACLE MASTER(オラクルマスター)
日本オラクル社の「Oracle Database」に関する知識・技術を認定する資格です。
データベースの管理・運用のほか、SQLの習熟度などが問われます。
Bronze・Silver・Gold・Platinumの4種類があり、すべて取得するには、下位から順番に受験・取得が必要です。なお、Silver(シルバー)以上は国際認定資格になります。
Photoshop®クリエイター能力認定試験
アドビ社のソフト「Photoshop」に関する知識・技術を認定する資格です。
「スタンダード」と「エキスパート」の2種類があり、エキスパートのほうが難度は高くなっています。
特にグラフィックデザイナーなど、デザイン関係の業務で有利に働くでしょう。
Illustrator®︎クリエイター能力認定試験
アドビ社のソフト「Illustrator」に関する知識・技術を認定する資格です。
Photoshopの試験と同様に「スタンダード」と「エキスパート」の2種類があり、エキスパートの方が高難易度に設定されています。
グラフィックデザイナーやイラストレーターなど、デザイン・イラスト関係の業務で有利になる資格です。
まとめ
ゲームクリエイターの就職先には、ゲームメーカーやゲーム制作会社のほか、IT企業やフリーランスなどの選択肢もあります。特に取得が必須の資格はありませんが、PhotoshopやIllustratorの能力認定試験など、取っておくと有利な資格はいくつかあります。
就職先の企業によっては学歴に規定を設けている場合もあるため、資格取得と併せて、基本的な知識が学べる大学や専門学校で専門知識を学ぶのがよいでしょう。
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