CCNAは資格取得が難しい?合格率や受験料についても幅広くご紹介
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- CCNAとは?
- CCNAは資格取得が難しい?
- CCNAの試験内容
- CCNAの合格率と学習時間の目安
- 試験受験料と支払い方法
- CCNAを取得するメリットは?
- まとめ
ネットワークエンジニアを目指すなら「CCNA」がおすすめ!
そんな「CCNA」を詳しく知りたい方へ。
この記事では、CCNAの試験内容や難易度、そして合格後のメリットまで解説します。
CCNAとは?なぜCCNAを取得するべきなのか?といった疑問をお持ちの方や、初心者の方でもわかりやすくご紹介します。
CCNA取得を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
CCNAとは?
CCNAは、ネットワークの仕事に就きたい方へ向けたシスコシステムズ合同会社による資格です。正式名称は「Cisco Certified Network Associate」。
CCNAの資格を持っていると、ネットワークに関する基礎的な知識がある証明になります。
CCNA取得のためには具体的には以下のようなことを学習します。
CCNAを学習することによって、上記のようなことが詳しく理解できるようになります。
シスコシステムズ合同会社って?
シスコシステムズ合同会社は、アメリカに本拠を置くネットワーク機器開発企業です。
例えば・・・
インターネットの仕組みを作る上で欠かせない機器を作っています。
CCNAは資格取得が難しい?
そもそもCCNAは、シスコシステムズ合同会社が提供している「シスコ技術者認定資格」という資格の中にレベル別で存在しています。
資格ランク
最上級レベル:アーキテクト(2021年3月1日廃止)
上級レベル:エキスパート
中級レベル:プロフェッショナル
初級レベル:スペシャリスト
最初のステップ:アソシエイト
現在、最上級レベルのアーキテクトは廃止になったことにより、上記の4つのレベル別に資格が用意されています。
このように、CCNAは、ネットワークエンジニアを目指す人にとって最初のステップとなる資格です。難易度は、他のIT資格と比較すると決して簡単ではありませんが、適切な学習方法と努力次第で合格できます。
CCNAの試験内容
以前は、CCNAを取得するには、CCENTという基礎的な資格と、CCNA Routing & Switchingといった専門的な資格の2つに合格する必要がありました。
ですが、2020年に試験が改訂されてCCNAという一つの試験に集約されました。
絞られていた試験内容が、この改定によって出題範囲が大幅に広がり難易度が上昇しました。
具体的な試験内容
試験時間:120分
試験言語:日本語・英語
CCNA試験では、ネットワークの基礎知識から最新の技術動向まで幅広い範囲が問われます。 具体的には以下の分野に関する理解が求められます。
ネットワークの仕組み・OSI参照モデル・TCP/IPモデルなどのネットワークの土台となる知識。
パソコン、スマートフォンなどの接続設定やトラブルシューティングに関する知識。
ネットワーク内のデータやり取りに関する知識。
DHCP・DNS・NTPなどのネットワークサービスの設定・運用に関する知識。
ファイアウォール・アクセスリストなどネットワークのセキュリティ対策についての知識。
ネットワークの自動化やプログラミングに関する基礎知識。
CCNA資格の有効期限について
CCNAの資格は、一度取得しても永遠に有効ではなく、3年間の有効期限が設けられているため注意しましょう!
CCNAの合格率と学習時間の目安
CCNA試験の合格率は、公式には発表されていませんが、一般的には25%〜30%程度と言われています。 他のIT資格と比較すると、それほど高いわけではありません。
ネットワークエンジニアとして、ある程度の経験がある人の学習時間の目安は、約100時間〜200時間です。 初心者の場合は、ネットワークの基礎知識を学ぶことから始める必要があるため、約200時間〜300時間以上は確保しましょう。
試験の設計は、1年以上の実務経験があるネットワークエンジニアを対象としているため、未経験者は、事前に基礎知識をしっかりと固めておくことが大切です。
試験受験料と支払い方法
試験費用
CCNA試験の受験費用は、$300 (日本円でおおよそ43,000円前後)。
※価格は変更になる可能性があるため、最新の情報はシスコの公式サイトで確認しましょう。
支払い方法
シスコの試験は「Pearson VUE」という会社が運営しています。
試験の支払いは、主に以下の2つの方法です。
①クレジットカードによる支払い
試験申し込み時に、クレジットカード情報を入力しましょう。
②シスコ ラーニングクレジットの使用(試験バウチャー)
事前にシスコラーニングクレジットを使用して、試験バウチャー(受験チケット)を購入する方法です。学校や企業など団体で受験する場合におすすめです。
他の支払い方法は?
試験会場で支払える場合も。
※試験会場によっては、現金で支払える場合もありますが、対応している会場は限られています。事前に確認しましょう。
CCNAを取得するメリットは?
CCNAの資格取得によって、何を得ることができるでしょうか?資格取得のメリットについてお話していきます。
メリット①世界で通用する資格
CCNAは、世界中の企業で広く認知されている資格。そのため、CCNAを取得することで、自身のスキルを世界にアピールすることができます。
グローバルなプロジェクトに関わりたいという夢を持っている人には大きな武器になるでしょう!
メリット②ネットワークエンジニアとしてのキャリアアップ
ネットワーク技術は、私たちの生活になくてはならないもの。CCNAを取得することで、ネットワークに関する知識とスキルを証明し、キャリアアップにつながる可能性が高まります。
例えば、以下のような道が開ける可能性が…!
メリット③深い知識と実践的な経験の獲得
CCNAの学習を通して、ネットワークの基礎から応用まで、幅広い知識を習得できます。
例えば、「インターネットがどうやって世界中を飛び交っているのか?」「スマホで動画を見られるのはどうしてなのか?」といった疑問に答えられるようになるでしょう。
ネットワークの世界は、奥が深く、とても面白いもの。 CCNAの勉強を通して、きっと新しい発見がたくさんあるはずです。
まとめ
CCNAは、世界的にネットワークエンジニアの能力があることを証明できる資格です。
そのため、取得することで企業からの評価を得られることは間違いありません!
ネットワークエンジニアを目指す人にとって、最初のステップとなる資格です。難易度は高いですが、努力次第で必ず合格できます。 ぜひ挑戦してみてください。
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