アプリケーションエンジニアの就職状況と有利になる資格

投稿日： 2022年05月02日

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アプリケーションエンジニアの就職先は、おもにIT・Web系企業で、就職の際はプログラマーやシステムエンジニアの経験を必要とされるのが一般的です。また、IT業界では年齢よりもスキルが重視されるため、自分のスキルを証明する資格があると有利になるでしょう。

この記事では、アプリケーションエンジニアの就職先と就職状況を解説するとともに、就職で有利になる資格について紹介します。

アプリケーションエンジニアの就職先

アプリケーションエンジニアの就職先は、おもにWebシステム開発やアプリケーション開発、ソフトウェア開発を手がけるIT・Web系の企業です。業種や企業によって業務内容が異なるほか、使用するプログラミング言語も異なります。

＜おもな活躍の場＞

また、フリーランスとして働くアプリケーションエンジニアも多く、高いスキルと専門性があれば、正社員よりも高い年収を狙うことが可能です。

インターネットやWebサービスの普及にともない、アプリケーションエンジニアの需要は高まりつつあります。ただし、アプリケーションエンジニアの求人では、基本的にプログラマーやシステムエンジニアの経験が必要とされるため、第二新卒、中途採用の求人がほとんどです。

なかには未経験歓迎の求人もありますが、先輩のアシスタントをしながら仕事を覚えたり、最初はプログラマーとして採用されたりと、いきなりアプリケーションエンジニアになれるケースは多くありません。新卒採用の場合も、最初はプログラマーとして仕事を覚えていくのが一般的です。

アプリケーションエンジニアに必須の資格はありませんが、以下の資格があると就職の際にスキルの証明としてアピールできるでしょう。

基本情報技術者試験は、ITエンジニアの登竜門といわれる国家試験です。おもにITの基礎知識が問われるため、エンジニア初心者はもちろん、これからエンジニアを目指す方向けの内容となっています。

また、基本情報技術者試験は「情報処理技術者試験」の一つで、アプリケーションエンジニアとして実践的な知識を身に付けるためにも最適といえるでしょう。

＜出題範囲＞

システム開発やマネジメントに関する知識とスキルを認定する国家試験で、システム開発の分析やグランドデザインといった、上流工程に基づく内容となっています。以前は「アプリケーションエンジニア試験」という名称で実施されていました。

基本情報技術者試験の上位にあたる試験のため難度が高く、合格率は10％ほどです。

＜出題範囲＞

プログラミングに関する資格は、言語ごとにさまざまな種類があります。業務で使用するプログラミング言語は企業によって異なるため、就職先の企業で使用するプログラミング言語の資格を取得していると有利です。就職したい企業がまだ決まっていないという場合は、需要の高い言語を学んでおくとよいでしょう。

＜需要が高いプログラミング言語と資格＞

C/C++	C言語プログラミング能力認定試験
Python	Python 3 エンジニア認定基礎試験 Python 3 エンジニア認定データ分析試験
JavaScript	CIW JavaScript スペシャリスト HTML5プロフェッショナル認定試験
PHP	PHP技術者認定試験
Ruby	Ruby技術者認定試験
Java	Oracle認定Javaプログラマ

アプリケーションエンジニアは需要の高い職種で、未経験歓迎の求人もありますが、実際はある程度の経験が求められます。就職をより有利にするためにも、自分のスキルを証明する資格を取得するとよいでしょう。

読売理工医療福祉専門学校のクロスメディア情報学科では、アプリケーションエンジニアの基盤となる専門知識やスキルを、2年間で総合的に学ぶことができます。実践的なスキルはもちろん、就職のサポートも受けられるので、未経験からアプリケーションエンジニアを目指す方にもおすすめです。