電気通信工事の仕事内容とは
投稿日:
- 電気通信工事の仕事内容は?
- 電気通信工事とは
- 電気通信工事の内容
- 電気通信工事に必要な資格は?
- 電気通信主任技術者
- まとめ
電気通信工事の仕事内容は?
電気通信工事は、ネットで使う回線の配線や設備の工事など、電気通信設備の工事を行います。これらを含む、電気通信線路設備工事、情報制御設備工事や放送機械設備工事が主な仕事の内容です。IT化が進んだ現在では欠かせない職業のひとつです。
電気通信工事とは
電気通信工事にあたる工事はどのようなものがあるのでしょうか。簡単に見ていきましょう。
・有線電気通信設備
送受信の場所の間を線でつなぎ、電磁的方式で音や映像などを送受信するための設備や機械です。
・無線電気通信設備
無線放送機械の設備や、空中線設備などが「無線電気通信設備」に該当します。
・データ通信設備
データ通信設備は、私たちが日頃よく利用している、パソコンなどの端末間でのデータを通信するためのものです。音声通信などもこれに該当します。
・放送機械設備
テレビやラジオなどがこの放送機械です。これらの設備なども電気通信工事の仕事とされています。
電気通信工事の内容
電気通信工事の内容は多岐に渡ります。それぞれ必要とされる知識が異なっていたり、スキルが違ったりします。
・電気通信線路設備工事
インターネットなどの通信を行うために必要なLAN工事が該当します。パソコン、プリンタなどといったネットワーク回線を使用する機器を使えるようにする工事です。
・放送機械設備工事
カメラ等の機械がこれにあたり、防犯カメラ、監視カメラなどが該当します。これらの取り付けや設置を行う工事です。
・電気通信機械設置工事 通信を行うために必要な設備が該当し、ケーブルや通信交換機、電力装置などの設置が該当します。
・データ通信設備工事
サーバーやルーターを中心とするデータ通信設備関連の施工となります。特にシステムによっては、慎重に行わなければならないものもあります。
・情報制御設備工事
コンピューターなどの情報制御に必要な機器の設置などを含めた工事です。
電気通信工事に必要な資格は?
電気通信主任技術者
「電気通信主任技術者」は国家資格で、事業用の電気通信設備に関連する工事や維持管理、その他の運用業務を監督します。電気通信事業者より選任された技術者です。
受験資格の下限や上限年齢はなく、幅広い年齢で取得できる資格です。マークシート式のテストで、日程は7月と1月の年2回開催されています。このほか、養成過程を修了することで、資格者証が交付されます。どちらにしても、必要とされる知識を学ぶことができます。
電気通信工事の職に就きたいと考えているのであれば、資格を取得する必要があります。そのほかにも、職業によっては有利な資格などがあるので多くの試験に挑戦して見るのもよいかもしれません。
まとめ
電気通信工事は、現在の社会の中でなくてはならない設備などが多く、それらに携わることのできる職業のひとつです。仕事内容は多岐に渡り、大変な面も少なくありませんが、やりがいがある仕事といえるのではないでしょうか。