電気の資格取得に有利な認定校・養成校とは?
投稿日:
- 電気関連の資格は難関!
- 資格取得に有利な認定校・養成校
- 卒業後、実務を経て試験が免除される「認定校」
- 卒業するだけで資格が得られる「養成校」
- まとめ
電気関連の資格は、仕事に結びつくことから人気があります。しかし、どの資格も難易度が高く、合格率は高くありません。試験のハードルを下げるためには、資格の取得に有利な「認定校」や「養成校」に通うのがおすすめです。今回は、認定校や養成校に通うメリットについてお話します。
電気関連の資格は難関!
電気関連の資格には「電気主任技術者」、「電気工事士」、「電気工事施工管理技士」、通信関連の資格には「電気通信主任技術者」、「電気通信の工事担任者」が例としてあげられます。電気工事士の試験は、基本的な内容が扱われるため合格率が低くありません。しかし、電気主任技術者の試験は、合格率が10%を下回ることもある難関です。
電気関連の資格取得の難易度を下げる方法はあるのでしょうか?
資格取得に有利な認定校・養成校
電気関連の資格取得や、電気の仕事への就職を目指すうえでおすすめしたいのが、「認定校」や「養成校」への入学です。これらの制度で指定された認定校・養成校を卒業すると、試験が免除されるなど、有利な制度が用意されています。
卒業後、実務を経て試験が免除される「認定校」
「認定校」は、正確には「電気主任技術者認定校」といいます。この制度で指定された認定校を卒業し、必要な実務経験を積めば、試験に合格しなくても資格を取得できます。
認定校には、全国の工業高校、専門学校・短大・大学が指定されています。認定されるためには、電気工学に関する学科において、指定された単位を取得し卒業する事が必要です。また、取得する免状の種類(第一種、第二種、第三種)と求められる実務経験の長さは、卒業した認定校(工業高校、短大・専門学校、大学)によって変わります。
卒業するだけで資格が得られる「養成校」
電気関連の養成校には「電気工事士養成施設」があります。電気工事士養成施設とは、第二種電気工事士を育成する為の教育施設です。「認定校」と異なり、所定の単位を取得して卒業すれば、第二種電気工事士の資格が得られます。
電気工事士養成施設には、工業高校や短大・専門学校、大学などが指定されており、全国で120校ほどが登録されています。
まとめ
難関といわれる電気関連資格のハードルが下がるのは、認定校の大きなメリットです。もちろん、講師の指導のもと電気工事の知識を体系的に学べるのも魅力のひとつ。電気に従事する仕事を志している方は、認定校への入学を検討してはいかがでしょうか。