ビル設備管理の仕事内容は?
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目次
- ビル設備管理の仕事内容
- 建物の保守・点検
- 建物に入居するテナントとのコミュニケーション
- まとめ
ビル設備管理の仕事内容
ビル設備管理の仕事内容を紹介します。「ビルがある限り安泰」とも言われるビル設備管理。安定性が魅力といえる仕事でしょう。ビル設備管理の担当は、通称「ビルメン」とも呼ばれます。この仕事内容と、ネット上の噂の真偽もあわせて解説したいと思います。
建物の保守・点検が担当業務
ビル設備管理の仕事内容は、数多くあります。私たちが住んでいる建物は、隠れたところに沢山の設備があるのです。建物の維持・管理では、空調(エアコン)や水道、電気の保守点検に加え、蛇口から出る水道水や、空気の検査、害虫駆除なども担当業務に含まれます。
建物の利用者から、「水が漏れている」や「電気が切れた」などの申し出があったときは、ビル設備管理の仕事になります。具体的には、水が漏れた場合はバケツなどで水を受ける応急処置、排水のため利用者を誘導する作業などを担当することもあります。これらの作業は、ビル設備管理者が自ら行う場合もあれば、外部の協力会社に頼む場合もあります。
建物に入居するテナントとのコミュニケーション
テナントとは、ビルや百貨店、ショッピングセンターなどの区画の一部を借りている企業のことを指します。テナントが建物を利用する上で要望があったとき、最初にビル設備管理者に連絡されることもあります。
ビル設備管理者の仕事は、テナントの要望を聞き入れたり、ビルを管理する立場としてビルオーナーの要望をテナントに伝えるなど、テナントとのコミュニケーションを取る仕事でもあります。よって、交渉力を含むコミュニケーション能力が求められる仕事内容とも言えます。
まとめ
ネットでは「楽な仕事」「暇な仕事」と、検索エンジンの検索結果に表示されることもあります。中には、「ビル設備管理者は、仕事中に本を読んだり、ゲームもやりたい放題」という噂もありますが、実際は責任を伴う重要な仕事です。利用者の快適な暮らしを支える、「縁の下の力持ち」として社会を支える欠かせない職業ではないでしょうか。
ビル設備管理者の仕事の魅力をいくつか挙げます。
・需要はビルの数だけ。たくさんの現場があり、ビルがある限り仕事がなくならないと考えられる
・肉体労働が少ない可能性も
・職場によっては定時で帰ることができる
勤務するビル管理会社によって、ビル設備管理者の仕事内容は変わります。全体に、営業のノルマや納期がないという点を魅力に感じる人も多く、根強い人気がある職業と思われます。